CEEPO&開発者紹介
CEEPO紹介
【現役トライアスリートによって開発されたトライアスロン専門バイク】
開発者 田中信行コメント
1992年私がトライアスロンを始めた時最初に使用したバイクはロードレースショップでカスタムメイドされたクロモリバイクでした。
その6年後(1998年)、トライアスロン専門店で開発されたトライアスロンジオメトリーのアルミとカーボンコンポジットバイク650Cに乗り換え、結果、過去2回挑戦したストロングマン宮古島大会の記録を1時間30分(バイク45分、ラン45分)短縮する事が出来ました。
その時初めてバイク&ランタイムが改善できたトライアスロンジオメトリーの重要性を実感しました。
時を同じく、バイクフレーム素材はアルミ素材からカーボン素材へと移行を始めました。
競技者として使用する機材に妥協をしたくないという考え方だった私はカーボン素材100%のトライアスロンジオメトリーバイクを探したのですが、当時、金型製作に膨大な投資コストのかかるカーボンフレームを、市場の小さなトライアスロンの為に開発するブランドは無く、カーボン素材のトライアスロンジオメトリーバイクを見つける事は不可能という状況でした。
その3年後カーボン工場の代表と出会いのチャンスがありました。
トライアスロンジオメトリーのカーボンフレームの夢をあきらめられなかった私は、思いを伝えたところ小ロットでも生産してもらえる事になりました。
これがCEEPOの始まりです。
開発に2年を要しまして、2004年のストロングマン宮古島大会でCEEPOがデビューする事になりました。
2006年にCEEPO初のエアロ形状フレームTT KILLER、TT VENOMが開発され、2008年フレーム形状とトライアスロンに特化した開発ポリシーがアイアンマンの目に留まり、アイアンマンの公認バイクとしての契約提案を受けました。
CEEPOは【妥協する事なくトライアスリートにとってベストの商品を開発、供給する。】
を理念に商品開発を行っています。
そのためトライアスロインの競技特性を充分に考慮した上で、ジオメトリー、剛性、重量、カーボン素材、フレーム形状を決定し、開発されています。
CEEPOは2017年で発売開始から13年を迎えました。
その間、現役アスリートである私自身及びCEEPO使用選手(プロ、エイジグループ)の皆さんのレースでの体験を参考に、風洞実験、工場施設試験を
繰り返し行う事で進化を続け、現在の商品ラインアップとなっています。
CEEPO発売開始から10年目の2014年、アイアンマンワールドチャンピオンシップハワイ大会で72名の選手がCEEPOで参加しました。
この数字は世界のビッグブランドと肩を並べ、トップ10の使用率となりました。
CEEPOは今後も進化を続け、トライアスリートの皆様の記録向上に貢献し、将来世界のトップブランドとしてのポジションを獲得できるように、更なる妥協のない研究開発努力を続けて参ります。
トライアスロンバイクの選び方
トライアスロンをするためにバイクを購入するならもちろんトライアスロン専用バイクをお勧めします。
ただしトライアスロンを始める方の経験、目的によって選ぶバイクは異なります。
トライアスロンを始める方は大きく以下の二つに分けられます。
① ロードバイク経験なし
② ロードバイク経験あり
ロードバイク経験なしの方には先ずはロードタイプバイクMAMBAをお勧めします。
ロードバイクに乗る事で、競技自転車のハンド操作、ライディングスタイル、ペダリング、ブレーキングなどの基本を学び、その次のステップでトライアスロンバイクを購入される事をお勧めします。
MAMBAはロードジオメトリー設計ですが、シートポストがリバーシブル対応のため、サドルを前乗り設定したエアロポジションを取る事が可能です。
最初の一台にMAMBAを購入し、次にトライアスロン専用バイクを購入してもMAMBAは無駄にはなりません。
なぜならば、トライアスロンと言ってもいろいろなタイプのコースがあり、そのコース内容によってはトライアスロンバイクよりロードタイプバイクの方が良い場合があります。
ロードバイク経験がある方で、トライアスロンようにバイクを購入される場合はトライアスロン専用バイクをお勧めします。
この場合、どのレースをメインターゲットにするかによって選ぶバイクは異なります。
例えば国内レース中心にオリンピックディスタンス~ロングディスタンスまで幅広くお考えの方はオールラウンドタイプのKATANAをお勧めします。
またミドル、ロングを中心に海外レースも含めてお考えの方は巡行性最優先のVIPERをお勧めします。
もう一つバイク選びに関してのアドバイスがあります。
それはご自身がバイクパートでどの部分を強化したいかという考え方です。
例えば、平坦コースは得意だが登りを強化したい方はKATANAをお勧めします。KATANAはトライアスロンバイクでありながら加速性に優れ登りにも対応できます。

理想的には異なる機能のバイクVIPER, KATANA, MAMBAの3台を所有され、レースコースによって使い分けが出来ればベストですが、高級車を複数台所有する事はなかなか出来ません。
トライアスロン競技専用にバイクを選ばれる時は、ご自身がどのレースをメインにするかによって適正機能のバイクを選ばれる事をお勧めします。
オールマイティー(全てのコースに対応可能)のバイクは存在しません。
バイクを購入される場合は購入されるバイクの機能を充分に理解し、どのレースをメインにするかを考えた上で、ショップの方のアドバイスを受けて選ばれる事をお勧めします。
コースタイプによって使い分けの出来る異なったタイプのバイク
CEEPO開発コンセプト
1.エアロ効果のあるライディングポジションがキープできます。
2.風洞実験をベースにデザインされたフレーム形状
(正面だけでなく横風を考慮)
3.ランに力の残せる設計となっています。
(抜群の直進安定性、スピードの持続性)
4.トライアスロンバイクでありながら登坂性 & 加速性にも優れています。
(ヘッド部、BB部の剛性)
5.日本人体形に合った(小柄なアスリートにも対応できる)フレーム設計となっています。
(身長150cmの方にもポジション設定が可能です。)
6.レース時の遠征を考慮し、シンプルで簡単に組立できる構造になっています。
風洞実験
トライアスロン専用バイクとは?
全ての競技をカバーできるオールマイティーバイクは存在しない。
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トライアスロンにはトライアスロン専用バイクがベスト
トライアスロン競技(一部エリート選手のレースを除く)はノンドラフティングルール(団体走行禁止)が基本である事と、バイクの後にランがあるという競技特性から、バイクに求められる機能がロードバイク、タイムトライアルバイクとは以下の点が異なります。
●トライアスロンバイクに重要な順行性と加速性の関係
CEEPOはトライアスロン専門ブランドとしてレースのコース状況に応じて対応できるフレームを開発しています。